「あずかりやさん まぼろしチャーハン」 [感想]
・あずかりやさん まぼろしチャーハン/大山淳子 ポプラ文庫
あずかりやさん、シリーズ4冊め。
今回は、5編収録。
表題作のが、一番短い。
ゆえに、一番いんしょうに残らなかった。
一番よかったのは、「高倉健の夢」。
これは、カバーの裏表紙に描かれているトランクを預かる話。
ホームレスが拾った、トランク。
3人は風呂敷のアパートに住む資金を貯め、ここにしまっておく。
3人の人生、そして、思いがけず価値あるトランクだった(ルイ・ヴィトンの100円以上前のもの)に、持ち主の人生、桐島くんの生き方、それぞれが深いものになっている。
それは、「文人木」でも言えることで。
ううん、収録されているすべての話にも言える。
一人ひとりの、そして、物も、それぞれの人生が描かれている。
桐島くん、いつか旅に出たいんだ。
ここでずっとあずかりやさんをするのだと思っていたよ。
桐島くんの同級生が登場し、いつも飄々とした彼が年相応の戸惑いを見せ、なんか安心した。
★★★☆
あずかりやさん、シリーズ4冊め。
今回は、5編収録。
表題作のが、一番短い。
ゆえに、一番いんしょうに残らなかった。
一番よかったのは、「高倉健の夢」。
これは、カバーの裏表紙に描かれているトランクを預かる話。
ホームレスが拾った、トランク。
3人は風呂敷のアパートに住む資金を貯め、ここにしまっておく。
3人の人生、そして、思いがけず価値あるトランクだった(ルイ・ヴィトンの100円以上前のもの)に、持ち主の人生、桐島くんの生き方、それぞれが深いものになっている。
それは、「文人木」でも言えることで。
ううん、収録されているすべての話にも言える。
一人ひとりの、そして、物も、それぞれの人生が描かれている。
桐島くん、いつか旅に出たいんだ。
ここでずっとあずかりやさんをするのだと思っていたよ。
桐島くんの同級生が登場し、いつも飄々とした彼が年相応の戸惑いを見せ、なんか安心した。
★★★☆
新しいのが出たんですね。
教えて頂いて、3冊とも読みました。とても良いなと思っていたので、新しいのも早速、某密林で ^^ 笑
旅なんですね。新たな展開でしょうか? この後も楽しみ。
by moz (2022-06-21 11:03)
mozさま>
nice!とコメントをいただき、ありがとうございます。
たぶん、桐島くんが旅に出るとしたら、最終巻のラストではないかと思います。
お客さんからいろんなものをおあずかりしているから、行けないですね。
by ピンキィモモ (2022-06-21 21:05)