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「リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音ー竜王の人形ー」 [感想]

・リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音ー竜王の人形ー/瑚池ことり オレンジ文庫


リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―竜王の人形― (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ―竜王の人形― (集英社オレンジ文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2021/02/19
  • メディア: 文庫



シリーズ5冊目。

どんどん女の子が読む可愛い話ではなくなっていく、このシリーズ。
今回も、更に非情になっていた。

今回の競技会は、国家連合の代表を選出する議長選にともない行う、火の島杯。
それが最初からなんか違和感があって。
で、すぐにその正体がわかった。
犠牲者をどんどん増やしていき、大会は進んでいく。
リヒトやニナが犠牲になっちゃうの?!
ハラハラドキドキしながら読み進んだ。
ちょっとずつ明らかになっていく、陰謀。
黒幕。
メルの役割。
一番の読みどころの直接対決は、もう、ニナとメル、そして、他のメンバー、いったいどうなるんだ?!
とこれまたハラハラ。
リーリエ国が勝って、目論見は阻止され、この巻はこれでいちおうハッピーエンドて思いきや、ここからが怒涛の展開だった。
まさかの、崩壊。
そして、ラスボスの出現。
黒幕は本当の黒幕じゃなくて、ラスボスに踊らさせていただけだった。
そして、ラスボスの横には、この本の冒頭のプロローグに登場した、彼。
まさかの、団長がずっと悔いている、元副団長。
なんつーか、衝撃。
こんなに深い話だったの、このシリーズは。

今回のことで、競技会そのものが問われることになるだろう、次巻からの展開。
ニナはどうなっていくんだろう。
ニナと結婚し、小さな家で一緒に暮らすというリヒトの夢は、いったいいつ叶えられるんだろう。
悲しい今回のことでまた、ニナは強くなったね。

おっと、もうこんな時間だよ(リアタイです)。
面白くて、一気に読んだら、こんな時間になってしまった。
早く寝なきゃ。

★★★☆

シリーズはこちら↓




リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 (集英社オレンジ文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/06/21
  • メディア: Kindle版



リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ― 鳥が遺した勲章 ― (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ― 鳥が遺した勲章 ― (集英社オレンジ文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/04/17
  • メディア: 文庫



リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ― 綺羅星の覚悟 ― (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 ― 綺羅星の覚悟 ― (集英社オレンジ文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/19
  • メディア: 文庫



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