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「小早志少年と売れない探偵」 [感想]

・小早志少年と売れない探偵/愁堂れな ポプラ文庫ヒュアフル


小早志少年と売れない名探偵 (ポプラ文庫ピュアフル し 4-1)

小早志少年と売れない名探偵 (ポプラ文庫ピュアフル し 4-1)

  • 作者: 愁堂 れな
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2021/01/04
  • メディア: 文庫



愁堂さんの、新シリーズ。
元警視庁一課の刑事で今は探偵の叔父と、家族を亡くし叔父と一緒に住むことになった高校生の甥の、ライトミステリー。
3つの話が収録。

叔父と甥、交互に視点が変わり、話が進んでいく。
どちらともの心情がわかり、話がわかりやすい。
10年ぶりに再会した二人で新シリーズだから、よけいに。

代議士の父親に事件をもみ消してもらった大学生か逮捕される話と、ストーカーに悩む甥の友人の話と、それぞれいうことが違う妻と愛人の話。
面白いのかそうでないのか、ちょっとわからない。
話に引き込まれた、というのではなく、途中、眠くでしょうががなかったのも事実。
巻を重ねるとおもしろくなっていくのだろうか。
話がライトすぎるのと現実味があまり感じられないので、もう少しその点が改善されれば、おもしろくなるかも。

続きが出たら、とりあえずは買うと思う。

★★☆

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