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「アリア嬢の誰も知らない結婚」 [感想]

・アリア嬢の誰も知らない結婚/我鳥彩子 オレンジ文庫


アリア嬢の誰も知らない結婚 (集英社オレンジ文庫)

アリア嬢の誰も知らない結婚 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 我鳥 彩子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/07/19
  • メディア: 文庫



初読み作家さん。

名前は見たことがある方。
コバルト文庫で活躍されていた方なのね。
だからかな、このノリは、コバルト文庫。

王立学校の魔法学科の落ちこぼれのアリアと、エリート研究者で教師で王族のラルシュは、実は夫婦。
男女交際禁止の学校には、隠している。
幼なじみの二人。
正式に結婚するには、アリアがしっかりと魔法を使えるようになり卒業すること。
けれど、それがなかなか……。

ラルシュは生徒たちには恐れられているけれど、アリアと二人きりになったとたん、別の顔になる。
アリアのことが可愛いくて可愛くてしょうがない。
膝の上に乗せて抱きしめる。

おまけに二人は、交換日記もしている。
ラブラブですね[黒ハート]
もうどうにかしてよ、って感じ。

1つめの話は、妄想逞しいアリアの後輩が、二人は恋人同士だとにらみ、秘密を探ろうとする。
彼女の妄想の中では、二人はラブラブなのだ。
さすが、すごい妄想。
このノリが、コバルト文庫だな。

2つめの話は、どちらの兄も登場。
ラルシュの兄もアリアの兄も、ラルシェのアリアに対する態度にあきれている感じ。
普段と違い過ぎる。
どんだけアリアのことが可愛いんだよって、感じ。
こういうところも、コバルト文庫って、感じ。

ラストでも学校を卒業までは書かれていないので、続編が出るんじゃないかな。
こういうノリの話、好き。

★★★

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