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「ワケアリ」 [感想]

・ワケアリ/中原一也 シャレード文庫


ワケアリ (二見シャレード文庫 な 2-10)

ワケアリ (二見シャレード文庫 な 2-10)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2009/08/21
  • メディア: 文庫



雑誌に掲載された表題作+描き下ろしの続編。

中原さんの、オヤジ攻。
しかも、ヒゲ。
しかも、マグロ漁船!
しかも、イラストが、私の好きな高階佑さん
これは読むしかないでしょう。
(実は、オヤジ攻も、ヒゲも好きなのではないし、マグロ漁船にロマンも感じないが、うーん…勢い?)

カラー口絵の受のお尻(それも、お尻のところは日焼けしていないのでそこだけ白い!)と表情が、めちゃキュート[exclamation][黒ハート]
さすが、高階さんだ。

マグロ漁船の話なので、陸は1箇所しか出てこない。
海ばかり。
エンドマークでも、まだ船の上。
受の志岐はワケアリで、いい匂いはするわ、腰は女のように細いわで、狙われる。
でも、男から逃げてきたワケアリな志岐は、なかなかしたたか。
攻の船長の浅倉さんに言わすと、魔性・笑
魔性の誘惑に耐える浅倉さん。
コメディぽいや・笑

志岐がワケアリなので、切ないシーンもあるし、中原さんらしく、ハードボイルドなところもあり。
浅倉さん、男だ[exclamation]
志岐、よかったね。
でもさ、兄、案外弱かった。
すぐにくたばっちゃった。

描き下ろしは、やはりコメディぽく始まった。
そうそう。
コメディあり、切なさあり、ハードバイルドあり、いろんな要素が詰め込まれているマグロ漁船。
でもね、浅倉さん、早くも志岐の尻に敷かれている・笑
で、ハードボイルドは、表題作だけ。

志岐が船の上でリラックスしている。
表題作は、兄にいつ見つかるかと緊張してばっかりだったもんね。
甲板でパンツ1丁で日焼けしたりして。
浅倉も志岐が可愛くてしょうがない。
尻に敷かれているけれど・笑
いいカップルだ。

志岐が「あんあん」と喘ぐだけでなく、エロい言葉をたくさん言ってくれるともっとえっちシーンがエロくなったのにな。
最後のだけ、エロいこと言ってた。

この話、まだ日本に帰ってきてないし、まだマグロ捕っているし、続編ありなのか?

★★★

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